普通の日
独り身の時に限って夫婦愛とかカップル愛とかを描いた映画や小説を見てしまうのは何故だろう。
昨日は畜産農家の夫婦愛を描いた映画を見た。夫婦のこじれ方自体はどこの家庭にも起きそうなほどありがちで些細なもので驚いた。
その映画はパリを舞台にしていたのだが、そのパリの風景があまりに平凡に見えた。
初めは感受性が変わってしまったのだと悲しんだが、一晩経って思うとそれは映画が描く家族の関係や問題が「普通」だったからではと思う。
その「普通」だと感じた家族間に引きずられて、舞台として映るパリも「普通」に見えてしまったのだ。
今日は一日中家の中でゴロゴロしてるだけで運動不足を感じたので、映画を見終えた後散歩を兼ねて遠くのスーパーまで行ってきた。
真実を明かすと、使ったことのない道を散歩のルートに使ったらそこにスーパーがあったのだ。
しかしその道は田舎らしいと思える、整備されてない道を通るもので、道の途中に突如現れる踏切に違和感を感じないのはさすがだと思う。
日本のホラー映画で使われそうな雰囲気が出てるが、特に雨は降ってなかった。
何ともまとまりがない1日だった。