三十路と片麻痺と2匹のインコ

左片麻痺の日々を連々と

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大人になって味わうチェルシー


だいぶ気候は春めいてきて、天気予報を見ると最低気温も2ケタに届く日も出てきた。
しかし乾燥はまた別だ。自宅では朝晩の冷え込みから、職場では鉄筋造り故の慢性的な肌寒いひんやり感から暖房を使わない日はない。
なので日常を過ごす場所のほとんどが乾燥気味である。加湿されてるのは浴室か駅のホームぐらいだ。
電話応対が多い仕事であり喉を傷めることができないので、常にのど飴が手放せない。

愛用しているのは以前紹介したカンロの梅のど飴だ。ハーブ成分配合と謳い、優しい甘さと小さじ1/4程度の爽快感のバランスが大好きだ。
そんな梅のど飴を堪能している時、課長からチェルシーを奢ってもらった。しかも一袋ごと。どうやら同僚と二人で分け合いらしい。

そんなタイミングで同僚は休憩、分配の権利は僕に渡ってきた。

仲良く折半が当然だが、中を見たらバター8ヨーグルト7コーヒー7。トータルは割り切れるが、バター以外は2で割り切れないから困ったものだ。
僕は自称する必要が無い程度に卑しい奴である。もちろんヨーグルト多め、コーヒー少な目の配分で分け合った。バター4ヨーグルト4コーヒー3である。しめしめ。

そして早速舐めると、瞬く間に懐かしい味が口いっぱいに広がる。
バター味はバターの濃厚さとほんの少し残るミルク感との組み合わせから包容力のある優しさ、ヨーグルトはプレーンヨーグルトに少し砂糖を加えたような子供っぽさと大人舖差が混ざり心地よさが残る安心感、コーヒー味は大人になりたがる子供をなだめてくれるような苦さから落ち着きある安堵感を感じてしまう。なんだ、子供の頃苦手だったコーヒー味も大人になれば中々乙なものじゃないか。

そして今バターを舐めながらこの文章を書いている。内心は早くコーヒーを消化したい卑しい気持ちでいっぱいだ。