日記の書き方
毎朝日記を書いている。
もちろん朝に書いているので、その日起きる出来事を書いた、そんな未来予知日記的な内容ではなく、基本は前日あった事を思い出しながら書いている。
しかしここ数日は大きなトラブルなども無く、結構落ち着いた日々が続いている。
安定した日々を送れていると言えば聞こえはいいが、要は出来事が無くて日記に記すような事すらなくて困っている。
ここ数日で書いたことと言えば「オレ○もどきはまあまあ美味しかった」や、「夜風が寒すぎてマフラーなかったら風邪ひいてたわ」とか、後で絶対に読み返すことの無さそうなものばかりだ。
これらを加減が分からず全力で蛇口を締めようとする勢いでようやく捻り出せるレベルである。
僕は別に毎日が充実したいとおもっているわけじゃない。別に毎日がキラキラ☆したいわけじゃない。
なんと言うか、自分の感性、感受性の低さにあきれてしまう。
それこそ書く内容としては「今日のチャーハンは塩加減は100点で、飽きのこないベストな味付けだった」みたいなものでもいいと思っている。
時々チャーハンの味付けを書いた日が出れば何気ない日記も~おいしいチャーハンの味付けを見つけるまで~の過程を記録として意味があるものになっていくはずだ。
でも実際はそうではない。
朝起きて仕事の用意して、余った時間で机に向かって日記を書き始めたら、そこには「昨日のチャーハンは上手にできた」としか書けないのだ。
HTMLタグでいうh1タグに書く並みの内容しかなくて、表題だらけで、何があったかは分かるが、どんなことがあったかはわからない、そんなとことん薄い日記に感じてしまう。
別に日記は自由だからそれが悪いわけでもないが
もう少しチャーハンに関して感想は抱けないのかと思ってしまう。あーチャーハンは関係なかった。
やはり家を出る10分前にぱぱぱぱって書くようなスタンスはいけない気がしてきた。
個人的には日記はやはり落ち着いた時間を作って書きたい。
コーヒー啜りながら落ち着いた状態で
無意識の呼吸でも鼻から吸って腹から吐けるような状態で書きたい。
そうすれば「チャーハンは塩気が多すぎた。しょうゆを加える分塩を減らした方がバランスよさそう」みたいな。
後で読み直して自分の状態が見える日記になってそうだ。だからチャーハンは関係なかった。