空港と見送り
就職により東京へと巣立つ友人を見送るために、福岡空港に行ってきました。
地下鉄を使い空港へ
今まで空港に向かう時は、地元から出ている直通バスを使っていました。
しかし今回は、事前に福岡と博多にて寄りたいところがあったため、初めて地下鉄を使い空港に向かうことにしました。
博多から福岡空港までは地下鉄を使うと二駅分。しかし天神から博多まで3駅で200円なのに、博多から空港まで2駅で260円なのは、おそらく距離的な問題でしょうが、微妙に納得いきません。
普段はバスの降り場からそのまま正面入り口を使って空港に入るので、地下から入るというのがすごく新鮮ですが、ちょっと迷いそうで怖かったです。
友人と合流し別れの前のひと時
空港に到着後、今日旅たつ友人に会うために3階のレストランフロアへ向かうことに。
普段空港を利用する時はほぼほぼ2階までしか向かわないので、何気にお3階に上がるのも初めてでした。飲食店は2階の保安検査場入り口近辺か検査場を抜けた先の搭乗口付近にしかないと思っていたので、思った以上に飲食店の充実っぷりに驚きました。
ただやっぱりお値段がちょっと上乗せ金額なので、個人として利用することはあまりないかなと思います。
今回は友人のご家族のご厚意に甘えて、カフェでレアチーズケーキをご馳走になりました。濃厚なチーズクリームにクッキーのように硬い部分のマッチ具合がとても美味しかったです、ちょっとしゃれた位置にあるフルーツソースは今回はチーズクリームを楽しみすぎてあまり出番がありませんでした。
友人と別れ見送りのために送迎エリアへ
友人と会話を交わし、ご家族と一緒に保安検査場を抜けていく様を見届けてきました。なぜか自然とご家族と馴染んでる自分にびっくり。
友人の旅立ちを握手とハグと脅しで見送った後は友人が乗る飛行機の出発を見届けようと思い、送迎用のエリアに向かいました。
3階のレストランコーナーの一番奥に4階につながる階段があります。本当に一番奥にありわかりづらい。
色々ウンチクが書かれていそうな壁の通路を抜けると送迎デッキに出ます。
想像以上に広さがあり、人も多くて驚きました。
時刻が夕方ということもあり、夕暮れが綺麗で、きっと飛行機から見える夕暮れの太陽は綺麗なんだろうなあと思いながら、出発の時間を待っていました。
出発時刻付近になると陽もほとんど沈み、照明の光が目立ち、夜を迎えようとしています。
そして友人が乗った飛行機の出発。友人との付き合いはかれこれ5年以上に及びますが、流石に飛行機が飛び立とうとしていくときには、色々考えたり思い出したりして、ちょっぴり込み上げるものがありました。別に永遠の別れでもないのに大げさな気もしますが。
予定外の夕飯
友人の飛行機を見送った後は、夕飯を食べに天神へと戻りましたが、ここで問題発生。
なんと夕飯を予定していたお店の定休日が水曜に変更になっていたのです。ちなみにお店の看板には「年中無休」の文字が、絶妙なもやっと感とそこのお店の豚汁定食が食べたかった気持ちを抱えてお店を探すことに。
結局駅の地下にある飲食店フロアにある魚介系の定食メインの定食屋で「揚げ出し定食」をいただきました。
塩が程よく効いた塩鯖や、しっかりつゆが染み込んだ天ぷらもとても美味しかったですが、何より赤味噌の味噌汁がよかった。地味に好きです。赤味噌の味噌汁。
永遠ではないとはいえ親しい人との別れはやっぱし悲しくなるものですね。
アニメやドラマとかでよく飛び立つ飛行機を見送る登場人物が涙するシーンがありますが、あの感覚が少しわかった気がします。物理的な遠さとはなかなか心に突き刺さります。
地下鉄駅に向かう途中梅ヶ枝餅が売ってるお店がありました(今日は売り切れてましたが)個人的にはオススメな一品です。