三十路と片麻痺と2匹のインコ

左片麻痺の日々を連々と

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感情の感染症

誰かの欠伸と同じように、誰かのくしゃみと同じように、感情というものは感染するものだ。

 

昨日は一日中同僚が不機嫌そうだった。彼の出社から僕の退社時までずっとムスッとした表情をし、パソコンに向かう時も怒りをぶつけているような面持ちだった。

 

はっきり言えばそんな彼が視界にいるだけでイライラした。手元に栗があれば迷わず投げつけてやりたい気分だった。しかしそんな事をするわけにいかないので、彼にある種の殺意のような感情を悟られないよう普段どうりに接し、普段以上に声を和らげた(それはそれで逆に不審かも)

彼も僕と同世代で、周りから言わせれば”いい大人”の範囲なわけだ。なのに人にイライラしてる姿を晒すことの愚かさを知らないということに僕は落胆していた。

 

「他人が変わらないなら自分が変わろう」「変わらない人に何を働きかけても無駄」といったことをどこかで見たり読んだような記憶があるが、まさにそうだと思う。彼の1日中不機嫌なのは今に始まった話ではないからだ。

 

変わる気のない同僚、変わる必要を感じていないい同僚。

年末も近いし、色々考え直す必要のある時期なのかも。